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腰痛 - 長岡の整体「長岡ヘルスケアプラクティス」 - Part 5


腰が痛い:筋筋膜性腰痛症治療とその改善策

2015/10/24

新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。

みなさまこんにちは。

今回は筋筋膜性腰痛症について説明したいと思います。人間には骨、筋肉、神経以外にも筋膜といい、簡単に言えば筋肉の上に張り巡らされた膜が存在します。この筋膜と筋肉が本来ならうまく動き(機能し)身体は動くわけですが、何らかの原因で摩擦が起こりつまりを起こすことが筋膜炎で、腰部にそれが発生します。また筋肉の炎症も考えられます。冷やす、温める、ゆるめることが効果的な改善策となります。

 

1.筋筋膜性腰痛症の症状

腰部に鈍痛が発生します。この場合、腰をかがめる、荷物を持つ、スポーツをする、等の動きで、腰に痛みを発生します。レントゲンで診断しても特に異常が見られないのも特徴です。背中、腰を覆う腰背筋膜に負担がかかり炎症をもたらし、痛みを発症させます。

また、足のしびれ、筋力低下等の症状があれば、別の疾患(椎間板ヘルニア)の疑いがあります

 

2.筋筋膜性腰痛症の好発する原因

筋筋膜性腰痛症の好発する原因は下記の通りです。

  • 急な腰の動き
  • 十分からだが暖まってないときの動きだし
  • 重い荷物の持ち運び
  • 偏った姿勢

などが挙げられます。

 

3.筋筋膜性腰痛症の好発する箇所

腰部全般、腸骨稜周辺に鈍い痛みが発生します。

DSCF6369

4.筋筋膜性腰痛症に対する治療と改善策

この筋膜性腰痛の場合、急性腰痛やぎっくり腰と違い、身体を温めることも効果的です。ですから下記のような改善策が上げられます。“あれ?こんなことで良いの?”という例もあげてますが、有効です。

1) 休む

2)お風呂

3)温かいシャワー

4)温かいもの患部に貼る

5)ストレッチ

6)冷やす(急性の場合)

 

5.筋筋膜性腰痛症に対して当整体院で出来ること

IMG_5070

当整体院では患者様の状況に合わせた処方を致します。たとえば、急性で痛みの度合いも強い場合は腰部周辺をまずゆるめ周辺機能の維持、回復に努めますし、慢性化した筋筋膜性腰痛の症状であれば、少しづつお体の動きを確認、把握しながら患部周辺と患部の機能改善を図ります。いずれにせよ、筋筋膜性腰痛にも個人差があるので、まずは一度お越し下さい!

足・腰・膝の痛み改善専門の整体院です!

新潟県長岡市の整体「長岡ヘルスケアプラクティス」

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腰椎椎間板ヘルニア治療法と改善法:下半身のしびれと痛み

2015/10/9

新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。

腰が痛い老人女性

今回は多くの方がご存知の腰椎椎間板ヘルニアについてご説明致します。腰は5つの腰椎骨で構成されていますが、その間に椎間板というクッションが存在します。椎間板は外側を線維輪Anulus fibrosusが占め、その中に髄核Nucleus pulposusというゼリー状の物質がその中心にあり、何らかの影響でその髄核が椎間板から、飛び出し椎間板後方に位置する脊柱管Spinal canalの神経を圧迫し、これにより下半身にしびれや痛みを与える症状です。程度によりますが、保存療法で回復する場合が多く、正しい姿勢、動作の認識とその維持。加えて十分な周辺筋力の強化がポイントとなります。ちなみに“ヘルニア”とは“herniated飛び出る”という英語から由来します。

私、長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤も中学校時代から重度の腰椎椎間板ヘルニアに悩まされた一人です。それが理由で続けていた野球も高校時代にやめてしまいましたが、現在は改善策をしっかり心がけているおかげで全く問題ありません。腰痛、下半身のしびれ、痛みはほとんど改善されています。多少なりとも悩んでいる方々の参考になればと思います。

DSCF6350

 

1.腰椎椎間板ヘルニアの症状

症状は下記の通りです。

  • 臀部(お尻)から下半身(足部を含む)にかけてのしびれ
  • 臀部から下半身にかけての痛み(放散痛)
  • 下半身の感覚が鈍くなる
  • 下半身に力が入らなくなる
  • しゃがむのがつらい
  • 身体を前傾に保てない(顔洗い、手洗いがしんどい)

2.腰椎椎間板ヘルニアの原因

椎間板は外側を線維輪が占め、中心を髄核というゼリー状の物質で構成し、腰骨の間にクッションの役割としてその機能を果たしますが、何らかの原因によりその髄核が破裂し神経を圧迫させます。その結果、腰の痛みしびれ、下半身の痛み、しびれにつながるのです。原因として、下記のような例が挙げられます。

  • 急に重い荷物を間違った方法で持ち上げる、椅子に長く座り続ける等の動作上の問題
  • 身体が十分暖まっていない状態での運動
  • 年齢による椎間板の減少
  • 体重の増加
  • 筋力の低下

などが考えられます。

 

3.腰椎椎間板ヘルニアの場所

図1

DSCF6350

上の図は脊椎を上から見た図(上が身体の前面)ですが、椎間板中央に髄核Nucleus pulposusが位置し、その周囲を線維輪Anulus fibrosusが囲んでます。右側がその髄核が、前段2で述べた何らかの原因で変性、断裂して脊柱管の神経Nerve rootを圧迫している様子です。これにより、下半身のしびれ、痛みを発生させるのです。

図2

DSCF6355

今度は身体の横から椎間板と脊椎を見てみましょう。このように髄核Nucleus pulposusが飛び出た状態をヘルニアHerniatedと呼びます。

 

4.腰椎椎間板ヘルニアの改善策

改善策としては次のような対策が考えられます。

  • しっかり休む

程度にもよりますが、休むことにより前段2で述べた飛び出した髄核が引っ込み神経の圧迫が減少する、もしくは下半身のしびれ、痛みが消失する場合があります。まずはしっかり休んでください。

  • 痛みが起こる動きをしない。特に前傾姿勢をとらない。

前段1)に関連しますが、痛みのおこる動きは一切控えて痛みの沈静化を図ります。その間に決して無理をして痛みがぶり返すような動作を行わないようにしてください。特に前傾姿勢や荷物を運ぶ等の動作は痛みを消失させずに慢性化させる恐れがありますのでご注意ください!

下に正しい荷物の持ち方の動画をアップしたのでご覧ください。

  • 姿勢を正しく維持する為の筋力の強化、及び柔軟性の向上。

正しい姿勢維持の為の筋力アップは必要です。そのために足元から安定感を高め、かつコアの筋力の強化を図ります。つまり腰部だけでなく、下半身全体の問題として捉えることが肝心です!

Ⅰ.ご自宅で簡単にできる運動をご紹介致します。まずは姿勢の前傾を防ぎ、かつ体幹部を強化するのに非常に有益な方法です。結果、下半身のしびれを治療するのにも有効です。

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このように、片手片足をあげしばらく静止してください(5秒から10秒)。これを反対の手と足で行います。慣れてきたら10回から20回行うとより効果的です。

Ⅱ.腰椎椎間板ヘルニアの場合身体の前傾が神経を圧迫し、余計に下半身のしびれを発生させます。したがって“反対の動き”である背中を軽く後ろに反らす動作は有効です。

DSCF6004

まずは、“うつぶせ”になり、それが可能であれば、写真のように肘を床に置き更に背中を軽く反らしてください。30秒ほどゆっくり身体の前面を伸ばします。繰り返しますが、椎間板ヘルニアの方はこの動作は問題無くできるはずです。この動作で痛みがある方は控えてください。

Ⅲ.次にご紹介する方法は、痛みが引いてある程度可動域制限が消えた後に行うと有効な手法です。足元からの安定感を高め、今後腰椎椎間板ヘルニア等を含む腰部への負担を減らす為にも有効です。

片足立ち

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この動作を30秒ほど楽にできる方はおそらく膝、腰への心配はあまり無いものと思います。いつでも場所を問わず可能な運動ですので参考になさってください。ただし、痛みがある場合は控えてください!

  • 手術療法も有効な対策です。神経を圧迫する髄核を取り除きます。ただし、その後も今後発生しないよう3)の改善策が必要となります
  • 足元からのアライメント不良

膝や、股関節の症状でも取り上げていますが、足元が不安定、または歪みのある状態だと、そのアンバランスが連鎖反応となり腰部を圧迫し腰部椎間板ヘルニアを起こす恐れも当然あります。その結果、姿勢が前傾、もしくは片側への傾きとなります。下の図では足元のからの不整合が上へと連鎖してく様子を現しています。腰部の歪み、痛みLB painを生み出している様子です。

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  • 靴、インソールの正しい着用

前段5)で述べたように足元を安定させることは、腰部の安定化につながり、椎間板ヘルニアの症状を軽減させます踵を安定させ、前足部をしっかり機能させて、足部全体の安定を計る為にも正しい足のバイオメカニクスに関連した靴、インソールの着用は非常に重要です。

 

5.腰椎椎間板ヘルニアの症状に対して当整体院で出来ること

当院では次のような処方で腰部椎間板ヘルニアの症状を改善していきます!

 

  • 前段4で述べた運動療法をより個人の体調、症状の回復具合によって処方していきます。正しいストレッチ療法や足元からのバランスを整える処方により、お客様の生活レベルを更に高めていきます
  • 可動域のチェック、5)で述べた足元からのチェック、歩行バランスのチェックなど様々な角度から改善ポイントを探ります。特に注視するのは、腰部周辺と下半身の柔軟性向上を促進し、その状態をキープしつつ、徐々に周辺筋力の改善です。その結果、今後も痛みの発生しにくい身体となります
  • 動作の改善
  • 動作改善により、痛みを更に消失しますが、いきなり行っても身体が難しいはずです。最終的に動作も改善されるように、前段で述べた処方で、お身体に負担の無い身体バランス力を構築していきます
  • 靴、インソールのカウンセリング

これも各個人の症状に合わせたベストなインソールと靴の相性を見極めていきます。靴や、インソールに関する情報も豊富に持ち合わせて、様々な椎間板ヘルニアの原因となる要素を除去していきます。

腰椎椎間板ヘルニアは的確な対応させすれば必ず回復する症状です。慢性化しても焦らず対応すれば状況は必ず改善しますので、正しいステップを理解してください。

足・腰・膝の痛み改善専門の整体院です!

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姿勢改善、疲れない足へ:Eco Walk Method 2月目が無事終了しました^^

2015/8/28

新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。

みなさま、こんにちは^^

Eco Walk Method2月目、無事終了しました。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました^^
楽しんでいただいてこちらも気持ちが晴れやかです^^

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今後の姿勢改善と疲れない足をつくるための身体作りとして、是非今回の内容をご理解いただければと思います。

次回は9月23日 13:00からの開始です。
美しく、正しく歩く為に”、、、、る”です^^

姿勢改善と疲れない足で今後10年20年快適な暮らしを築きたい方は来月是非お越し下さい。

どうぞよろしくお願い致します^^

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扁平足の治療と改善策

2015/8/17

新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。

みなさま、こんにちは^^

本日は扁平足という症状に関して説明したいと思います。

 

1.扁平足の原因

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足には二つの側面があるのをご存知でしょうか?

 

衝撃吸収Shock absorption←→推進Propelling

 

足はこの二面的機能性を持つことにより、様々な動きに対応できるようになっています。

 

ですが、扁平足の場合、多くは先ほどの述べた二面性のうち足を“推進”させる機能がうまく働きません。本来なら

 

衝撃吸収=アーチ低、そして、推進=アーチ高

 

本来ならこの構図が成り立つのですが、推進する(アーチを高くして硬い足の状態にする)機能に乏しいため、結果ふくらはぎ、足底、に負担がかかる状態になります。それだけではなく、アーチの低い状態が全体を通じてきわめて長いという偏りは足の変形も発生しやすくなるのです。つまり足がつかれやすい、ふくらはぎが張る等の症状をもたらします。

 

2.扁平足の症状

したがって、このような足の形状をされている方は以下のような兆候が現れるかもしれません。

 

1)ふくらはぎにむくみ、痛み

2)膝に痛み

3)股関節に痛み、

3)腰に痛み

4)靴がなかなか合うものが無い

5)足が疲れるため、あまり動きたくない。

6)既に足の変形が見られる(外反母趾、内反小趾等)

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上の図はその足の状態(アーチの低い状態)が足の機能サイクルの中で極端に長い場合、様々な弊害をもたらすことを図で説明しています。右足がアーチが低い(扁平足)により、例えば1)シンスプリントの症状が起こりふくらはぎの痛みやむくみ、2)膝に変形膝関節症、鵞足炎等の症状を引き起こし膝の痛み、3)股関節痛、4)腰痛、等の身体の底辺が安定しないことにより、アンバランスが更に身体の上の痛みにつながっていくのです。

 

3.扁平足をお持ちの方への治療法と改善策

1)特に下腿(ふくらはぎ含む膝から下の部分)を中心に筋力強化と柔軟性(可動域の改善)の向上に努める。

2)適切なインソール、靴を選ぶ

 

1)に関しては、今後この症状の悪化を予防する目的と改善を期待できます。

 

2)に関しては足のバイオメカニクスや正しいフィッティングを理解した専門家に伺うのが一番と思いますが、ここでポイントとして言えるのは1)踵が安定する(踵がぶれない)形状のインソール、靴を選ぶ、2)柔らかい素材で靴の形が変形しやすいものは避ける、等が挙げられます。ちなみに扁平足の要因の一つであるアーチの低下を支えて挙げるインソールがありますが、逆に足本来の動きを阻害する恐れがありますので、アーチを支える箇所は最低限の高さであるべきです。

 

4.扁平足に関して当整体院で出来ること

 

上記1)、2)、で説明した手法は当院で十分可能であり、実際扁平足で疲れやすく、足が痛かったり、疲れやすかったり、ふくらはぎにむくみや痛み、膝に痛みがあり、長年お悩みであった多くの方々が改善されています。この症状でお悩み方いらっしゃったら、是非一度お越しいただきたいと思います!

 

足は人間の根底であり根本、原点と考えます。みなさま足の症状にお困りでしたら早め早めの対応を!

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腰、下半身のしびれ、神経障害はスキニージーンズから?!:知覚異常性大腿痛Meralgia Paresthetica

2015/8/1

新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。

みなさま、こんにちは^^

今回は知覚異常性大腿痛Meralgia Parestheticaについて、米国の文献や資料を基にこちらの意見も加えて説明していきたいと思います。

 

この症状は、以外と皆さまの普段の生活習慣から発生し、案外気づくのが早ければ、対応も難しくない症状です。ですが、原因がわからず“なんで腰がしびれるんだろう”“なんで足がしびれるんだろう”といろんな治療院、病院に行っても良くならない場合、是非頭に入れていただきたい症状とその改善策です!

 

ベルトの締め付けが強すぎたり、スキンージーンズなどの細身の衣服により、腰、下半身にしびれをおこすことをご存知でしょうか?これが今日ご紹介する知覚異常性大腿痛Meralgia Parestheticaです。

 

骨盤周辺から、太もも外側部にかけての下半身のしびれをもたらすこの症状は、つまりきつめの着衣を身につけている場合に発症しやすいのです!

 

簡単に言えば

 

“腰部太もも周辺を圧迫しない!”

 

ですから、この症状を防ぐには次の対応策が考えられます。

①きつめの着衣をなるべく着ない、はかないようにする。

②ベルトをきつくしめすぎない。

③腰部周辺の筋力を強化、柔軟性を高める。

 

①②に関しては、やはりご自身で十分改善できる項目ですよね^^

もちろん常におしゃれを気にされている方は、そちらを優先されるかもしれませんが、もし服装の習慣に密着したものを好み、腰、下半身のしびれが引かない方は試していただきたいと思います。

③に関してはいくつか改善策がございます。非常にシンプルで簡単な周辺筋力アップ方をひとつご紹介します。

Alternate arm with leg raise

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この写真のような状態をしばらくキープし(5−10秒)、反対の手足で同様に行います(ポーズをキープする秒数は体力に個人差があるので表示はあくまで参考です)。

 

また当院では筋力アップの指導のみならず、腰椎、臀部周辺の柔軟性向上を高める処方も行っております。これにより更に症状の改善と予防につながります。

 

今回はご自身の何気ない習慣がしびれをもたらすことを症例としてご紹介しました。何度も申し上げますが、腰部加えて下半身を圧迫させる密着した衣服の着用(ベルト含む)は人によって神経障害を引き起こし、腰、下半身の痛み、しびれ等の症状を発生させます。生活習慣で心当たりのある方は参考になさってください^^

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腰痛と姿勢改善:痛みが出る前の予防策:ハワイクリニック運動指導第2弾その1!

2015/7/28

新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。

今回は先日私がハワイで行ったホノルル聖ルカクリニックでの運動指導第2弾の内容を身体の改善(腰痛、姿勢の改善)その1としてお伝えします!

 

今回の記事ではその収録内容から“反対の動きで腰痛を改善”の項目をピックアップしてご説明致します!

 

ちなみに運動指導に関する今回の内容は大まかにわけて次の通りでした。

  • 反対の動き
  • “転ばない体操“
  • 片足で行うことの重要性

 

腰痛と姿勢改善のための反対の動き

 

反対の動きと聞いてピンと来る人は少ないと思います。ですが、アメリカのスポーツ外科医や理学療法士、トレーナーはこのトピックを持ち出します。

たとえば、あるサーファーがずっと左腕を使い腕枕をし続けたため、首から下がしびれ始めた。そこで整形外科医は“右側で腕枕を同じ時間しなさい!”こう言ったそうです。

私が院を開いている長岡市では、日本の他の地域に比べて比較的農業に携わっている人が多いかもしれません。たずねる方も農業従事者がいらっしゃいます。たとえば、腰が痛い膝が痛い、姿勢が悪い、こういったお悩みで来られる農業従事者にこうたずねます。

“腰を曲げて農業している分、どれだけ反対に腰をそらしていますか?”と。

もちろん、大概の方は“いいえ、特に何もしてません”と答えます。私が問いかけするような発想はそもそも無いからです。

 

たとえば、ずっとオフィスワークをしている方がいるとします。1日8時間座りっぱなしでその後、車に乗り、家に帰り、また座って何かをしているとする。その間、股関節はほとんど曲げたままの姿勢で(屈曲位)、腰は緊張を強いられているわけです。では、聞きます。

“その分、反対の動きを同じぐらいの時間していますか?”

もちろん、そこで“はい”という方は皆無です^^私自身も8時間腰を曲げたら、同じ時間腰をそらせとは言えません。ただし、筋肉はその状況に適応していくわけですから、徐々に徐々にその腰を曲げた状態が悪い意味で身に付いてくるわけです。

では、こういった状況(生活環境)をどう改善すべきか、というのが私の問いかけであり、啓蒙すべきミッションと考えています。この場合、次のような姿勢、腰痛改善法が考えられます。

  • 腹這いになる

一見、“ん?”と思うかもしれませんが、この動きをするだけで、普段腰を曲げた状態の多い方は、気持ちよく身体の前側(前面)を伸ばすことが出来るはずです。ご自身が気持ちよいと思う程度に伸ばしてください。前段で述べたようにこの動作を1日8時間もするお暇のある方はまずいませんでしょうから、お仕事の合間、または農作業等の腰を曲げる動作の合間に出来れば時間を作り、身体を休めながら行ってみてください!

  • 腰をそらす

だた立位で腰をそらしてラジオ体操みたく反対の動きをするのももちろん良いのですし、前段1)の腹這いになるだけでも非常に効果的な“反対の動き”の腰痛予防ですが、私のおすすめは、身体を横にして、腹這いになり、プラス肘を立てて腰をそらすやり方です!

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腹這いから、更に腰椎を反らす(extension)ことにより、負担のかかった腰椎のストレスを軽減できます。これも先ほど1)で述べたようにご自身が気持ちよいと思う程度の強度と時間で結構です。また最初は1)の腹這いから始めると良いでしょう。いきなりこのやり方を行うと、腰椎が長年の腰を曲げた動きにより可動域が制限されている方は腰の痛みが伴う場合があり逆効果となりますのでお気をつけ下さい。

  • 肘を立てて腰を反らす

既に腰椎の柔軟性が十分な方は行うことが可能なやり方ですが、当然腰に不安んのある方や、2)の段階で痛みがある方にはお勧めしません。参考までに掲載致します。

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  • 腸腰筋のストレッチ

実は腹這いになっても、肘を立てた腹這いでもこの部分の筋肉は、普段腰が間借り気味の方には、有効でありしっかりストレッチできているのですが、更に局所的に重要なポイントを伸ばしたいのであれば、このストレッチもおすすめです。実はこのやり方にも2つパターンがあります。

  • 床に両膝を立てて、片足をほぼ90度に曲げ前に出します。

そして、その曲げた前足の膝を少しづつ前方に動かしてみてください。その時、ももの付け根あたりから骨盤にかけてじんわりストレッチされている感覚があるはずです。(注)前方に動かす足に痛みがある場合、このやり方は適当ではありませんのでお気をつけ下さい。

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  • 前段①と同じ動きを今度はテーブル(台)を使用して行います。片足をテーブルの上に置き、後ろに伸ばします。既にその時点で腸腰筋のストレッチされているはずです。(注)もう片方の身体を支えている足の膝が、前方に出過ぎ痛みを伴うことの無いようにご注意ください。

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  • 立位で行うやり方

これが仕事の合間や何かの作業中に行うやり方としては一番手軽かもしれません。片足を片手で持ち膝を後ろに曲げます(膝の屈曲)。これだけで、何度も申し上げている普段腰を曲げて何かを行っている方には骨盤周辺のストレッチとして有効であり、またこのストレッチは他の症状として足(すね)のこむら返りや膝関節の痛み軽減の予防策としても大変有効と考えます。ですから一石三鳥四鳥の効果的なやり方です。(注)片足で身体を支え、片手で反対の足をつかんでこの動作が行えない方は、あまった手をサポートとして何かを掴み、身体を安定させる必要があります。また、この動作自体が膝や足首を痛めていたり、十分な可動域がその部分に無い場合、おすすめ出来ません。

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以上が“反対の動きで腰痛改善”の主な内容です。“こんなことで良くなるの?”と思う方もいらっしゃるでしょうし、“こういうことだったんだ!”と思われる方もいらっしゃると思います。こういった動きを少しづつ習慣化し、蓄積して腰痛と姿勢を改善していきましょう!

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Eco Walk Method:(腰、膝、足の痛み改善)永遠に美しく歩く為の3つのティップ 第一回目 無事終了しました^^

2015/7/24

新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。

本日、長岡市のまちなかキャンパスにて私NHPが行う、”このさき10年20年あんしんからだの作り方”Vol.2としてEco Walk Method:”永遠に美しく歩く為の3つのティップ”と称し、3回で1タームの第1回目を行いました!

今回は計6名の参加者にお越し頂きました。

痛み無く歩ける身体こそ資産、そのための身体作りを効率よく、負担の無い歩き方を学びましょう!というテーマで正しい歩き方を身につける為、3つのポイントに動きを分解し、その部分を”ゆるめる”ことで変化を体感していただきました。

そして正しい歩き方=効率の良い、負担の無い歩き方のために、

1.踵で着地

2.しっかり体重を支える片足

3.しっかり蹴り出す足

これらベースとなる動きで作用する部分をしっかりまずは”ゆるめていく”ことを本日第1回目のテーマとして、皆様にご指導させていただきました。

5年前日本に帰国して以来、常に思うこと、それは多くの方が”運動する”ことばかりを追い求め、身体をケアすることや、休むことを善しとしない、このような考え方にすっかりなじんだ方が未だに多いことに気づきました。そして、歩行における大切な下腿(ふくらはぎ、すね)、股関節、臀部等の可動域や筋力を強化、運動し続けケアを怠るがあまり、逆に膝や足、腰を痛め、足元からの安定性を失っている方が多く見受けられることも理解しました。

ですから、第1回目はまずは歩く為に必要な部分のケア、可動域を十分確保する為のストレッチを下半身の各部分で説明、体感していただきました。

講義前と後で歩行をしていただいたわけですが、みなさま最後は変化をしっかり体感しながら歩けるようになり、アンケートにも”身体が軽くなった””楽に歩けるようになった”等の感想を頂きました!

それぞれのストレッチは簡単でシンプルなものです。そこにしっかり筋肉をゆるめ、身体への負担を軽減する為の必要な時間durationやその強さlevel of intensityを説明して付け加え、各自の苦手な動きを更に改善すべくご指導させていただきました。ちなみに、20秒以上、じんわりストレッチしていくことが筋肉を伸ばす上で一番大切だということも申し上げました。私が説明したことが正しかったのか、改めて確認したいと思い、親交のある米国の前米国アマチュアボクシングリングドクターDr. Sloan氏に確認した所、やはりcorrect正解でした。

また、今回、歩行を効率よく、負担無く行う為に必要なストレッチポイントとして、以下の部分を指摘しました。

下腿(ふくらはぎ、すね)、

股関節(股関節内旋、外旋筋群)、

臀部(大臀筋、中臀筋)、

骨盤周辺(腹直筋群、腰方形筋、腸腰筋)、

たとえば、これらの項目の中で、外反母趾の症状が顕著な女性参加者は、ふくらはぎの柔軟性が非常に乏しかったわけですが、このことはさらに歩行時、前足部での加重を促進し、足部の変形や、痛みをもたらす可能性があります。ですから、その部分の柔軟性を高めることは、これ以上、痛みや変形の悪化を進行させない為にも必要です。

加えて、腰部の安定、強化も腰椎から足への神経障害、腰のしびれ、痛みを軽減し、歩行を改善させる上で必要と考え、正しい姿勢を維持することの重要性、”反対の動き”を意識すること、を説明させていただきました。この”反対の動き”については、他の私のブログ記事にも頻繁に載せているキーワードです。簡単に説明すると、多くの方がオフィスで椅子に1日中座り続け、骨盤周辺の筋肉は徐々にその状態に慣れていきます。反対に腰を伸ばす(反らす)動きを同じ時間続けなければ、姿勢は徐々に丸まり、結果腰部への圧迫をもたらすことになります。農作業においても同じことが言えます。1日中、膝を曲げ、かがんで作業していたらその状態に身体は慣れるわけです。膝や腰をその農作業で曲がっていた時間分伸ばしている方はいらっしゃるでしょうか?皆無に等しいと思います。そう考えると、反対の動きで腰部への圧迫を軽減し、姿勢を常に整えることは、腰の痛みを改善したり、正しい歩行をする上でとても重要と説明させていただきました。

講義後、頂いた参加料をネパール震災の復興支援団体のチーム中越代表の河内毅さまに進呈しましたことを報告させていただきます。

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最後に改めてご参加されたみなさまありがとうございました!

次回2回目は

8月28日(金)1100−1300

最終回3回目は

9月23日(水)1300ー1500

場所:今回と同じまちなかキャンパス長岡 多目的スペース2

となります。今回ご参加された方は、引き続き参加料500円です。また、次回から参加希望の方も今回の復習が含まれるのでご安心ください。興味のある方は是非ご参加ください。

皆様のお役に立てれば光栄です^^

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足の痛み治療と改善:良いシューズの紹介^^

2015/7/6

みなさま、こんにちは^^

今朝いらしたお客様がこんなパンフレットをお持ちになり、”これって足の痛み、改善にいいの?”とたずねてきました。

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ブルックスBrooksというこのシューズ、日本に戻る以前からNew Balanceと並んで、足に良い、おすすめのシューズと周りには言っていたものの、日本での知名度が低く、また店頭で販売している靴屋さんも実に少ないのでがっかりしていました。今回、長岡市内スポーツ店でも販売していると聞き、”ようやく、ようやく入ってきましたか!”と感慨深いものがあります^^

このシューズが足の痛み治療、改善に良い理由

日本でもNew Balanceを履いている方がずいぶん増えましたが、このシューズも非常におすすめです。アメリカ在住の頃から、シューフィッターや足病医からの評価が非常に高く、現地でも人気のある靴でした。足の痛みを改善する為の重大な要素である、1)ヒールカウンター、2)フレックスポイント、3)簡単にねじれない構造、などの要素を持つこのシューズですから日本に無いのが不思議でした。このような要素を持つシューズ(靴)が足への負担を軽減し、結果、足の様々な症状の悪化を防ぎますし、足の痛みを治し改善をもたらすのです。ひょっとしたら、この独特なデザインが日本の業者から遠ざけたのか?いや、私が思うにこのシューズの良さを知らないだけだったと思います。

ちなみに日本版サイトはこちら
http://www.brooksrunning.co.jp/

ということで、良いシューズは何か?と聞かれてNew Balanceと双璧でもあるBrooks、良い靴をお探しの方、足に痛みがあり、なるべく安心して活動できる靴をお探しの方は、是非お試しください^^ちなみに私はこのシューズ、販売しているわけではありませんので^^
では、また!

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