新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。
今回はO脚Genu varamに関してご説明したいと思います。多くの方がこの症状に関して関心をお持ちと思いますが。放っておくと変形膝関節症等の膝の痛みを引き起こすことになりますし、またその形状自体に悩みを持っている方も多いと思います。本来なら幼児期にO脚の子も成長するにつれ真っすぐになるものですが、何らかの影響で外側部方向への力が強まり足の変形が維持された状態です。ここでのポイントは、O脚は見た目の影響もさることながら、将来変形膝関節症等の膝痛をもたらすかもしれない症状だという認識です。
1.症状
両方の足関節を密着させ立位担った際に両膝が密着せず、両膝が離れている足の形状を指します。2、3歳の幼少期にこの症状があったとしても、歩き始め、体重を足に載せることが可能になるにしたがい足は真っすぐになります。
2.原因
成長しても足が真っすぐにならず、O脚の形状を持っている場合、次のような原因が考えられます。主に膝関節の内側部の骨成長が阻害させることが原因のようです。
幼少期には真っすぐになるべき足の形状が変形を保ったままの症状
カルシウム生成がうまくいかず、骨の成長阻害がおこり、膝の変形を生じる。
• 外傷
怪我や、事故による後遺症として足の形状に変形が生じる場合。
3.場所
上の図のように両膝が中心からはなれ膝が割れた状態を指します。
4.改善策(予防策)
実はO脚を根本から完治させる手段は手術以外ありません。ただし、これ以上膝の内反度合いを大きくしない(O脚を拡げない)ための方法として、下記のものが挙げられます。
1)足元からの安定性強化
足元からの安定性をより高めることにより、膝、股関節への負担を減らし、O脚の悪化を防ぐことも重要ポイントと考えます。その際、運動療法として、下からのバランス感覚を高めるやり方も効果的です。
2)筋バランスの改善
内転筋群の強化により、これ以上のO脚悪化を防ぎ、膝への負担を軽減する方法もあります。
3)正しい靴、インソールの着用
足元が常に不安定で、結果バランスを崩し、O脚になる可能性も否定できません。その原因を解消する為にインソールや靴で踵を安定させ、足元からの負担を軽減し、膝の我をこれ以上悪化させないことも大切な予防策、改善策と考えます。
5.当院で可能なこと
当院ではO脚の矯正は行っておりませんし、手術以外不可能と考えますが、前段4の改善策で述べたように今後の悪化を防ぐ対応方法を前段4の1)、2)、3)全てご呈示、ご指導可能です。O脚が深刻で変形膝関節症を疑うような膝の痛みが現れたり、見た目にもどうしようかお悩みの方いらっしゃいましたら、是非当院までご連絡ください!
足・腰・膝の痛み改善専門の整体院です!
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