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膝痛 - 長岡の整体「長岡ヘルスケアプラクティス」 - Part 6


腰痛、膝痛、股関節痛、足の痛み改善!:ルーティンフローのご紹介

2016/1/13

新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。みなさま、こんにちは。

今回は私が朝晩行っている身体全体をほぼまんべんなく動かし、腰痛、膝の痛み、股関節痛、足の痛みを改善できるルーティンフローを動画でご紹介致します。慣れると5分もかからず終了します。その効果は日々行っている私にとっては絶大です。ゆっくり、しっかり行って頂くことがポイントです。

 

ただし、この動作中に、痛い動きがある場合にはその動きは行わないで下さい

 

これは特に朝起きてからだがこわばっている時に、少しづつ体の各重要ポイントを動かし、日常生活で負担の無い状態にする為の運動と考えて下さい。当然、他の方法や、他の部分を動かすこともありますが、現時点で私の身体で大切な箇所(パーツ)が優先で行っているルーティンとなっていることをご理解ください!

 

まずは、最初に起きてから(朝起きてからと仮定します)

1.四つん這いになります。

 

2.この位置から腰→背中→胸→首と身体をゆっくり反らしていきます。

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3.腰→背中→胸→首と反対に丸めていきます。2と3の動作を3回から5回繰り返します。

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4.その後、一度お尻を後ろにゆっくり引いていきます。これにより背中、腰、胸を無理無く伸ばすことができます。腰痛の改善に非常に効果的です。動きのテーマとしては“ゆっくり、確実に”をしっかり頭に入れて行って下さい。そして、何度も申し上げますが、痛みがあればその動きはしなくて結構です。省略して下さい。

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5.20秒以上伸ばしてから起き上がり、引き上げた足を戻したら、足指を曲げながら正座をします。これにより足底筋膜炎の予防になります。この状態も痛みがあれば足指を立てて座らずに普通の正座で構いません。ご自身のお体の状況に合わせて下さい。また、正座ができない方は正座の動きは省略となります。

 

6.次に片足を膝の角度90度で前に出します。

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7.そこから少し腰を前に移動させてください(膝を少し前方へ曲げると解釈しても構いません)。骨盤周辺をゆるめることになります。股関節の痛みの改善としてとても有益な動きです。これも20秒ほどその姿勢を維持して下さい。

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8.その後は、少し前に移動させた片足を再び90度の膝の角度に戻し、反対の足の甲の部分を、その足の側にある手で摑み、踵をお尻の方向に少しづつ、ゆっくり引き上げます。これも20秒ほど無理の無い角度、痛みの無い強度で行って下さい。膝の痛みの改善と予防に繋がる動きです。

 

9.その後は片足をその足の膝を伸ばして前方に置きます。反対の足はできれば、足指を曲げたキープしたまま曲げてみて下さい。痛ければ、足首と足指を床に沿って膝を曲げても構いません。

 

10.姿勢をなるべく真っすぐにして身体を前方に倒して下さい。この動きにより、もも裏の筋肉のゆるめになります。身体のバランスがとりづらく、不安定な場合は両手を床において行って下さい。

 

11.反対の足で6−9を繰り返して下さい。いかがでしたか?

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以上が私の行っている動きルーティンフローとなります。これを朝晩に各3−5分ほど行いながら、身体を腰、膝、股関節、足に負担の無いからだ、痛みの無いからだへと維持、改善していきます。

 

冒頭で申し上げた通り、私の身体の現時点での優先順位の高い各パーツを動かしています。私の場合、以上の動きで腰痛、股関節痛、膝痛、足の痛みを改善できる動きをルーティンとしておこなっておりますが、みなさまのお体の状況により、場合によっては他の各部分を動かす、または同じ部分でも違う動きがある独自のルーティンがあっても良いわけです。

 

今回は私が行っているこのルーティンフローを少しでもお役に立てばと思い紹介させて頂きました。皆様の腰痛、膝痛、股関節痛、足の痛みの改善に少しでもお役に立てば幸いです!念のため、何度も申し上げますが、ポイントは“ゆっくり、しっかり(確実に)”です!

 

足・腰・膝の痛み改善専門の整体院です!

新潟県長岡市の整体「長岡ヘルスケアプラクティス」

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膝痛と股関節痛の併発がつらい!:治療と改善策

2016/1/6

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新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。

今回は膝の痛みと股関節痛の併発について考えてみたいと思います。膝痛と股関節痛が同時にあるなんて、さぞやツラいと思います。ではどうしてこのようなことになるのでしょうか?

 

1.膝痛と股関節痛の併発の症状とは?

膝と股関節の痛みを併発する場合、症状として次のような場合が考えられます。

 

膝の内側と股関節が痛い

階段を降りる際に膝と股関節が痛い

歩いている際の方向転換の際に膝と股関節が痛い

右方向(左方向)に身体をひねると膝と股関節が痛い

 

2.膝痛と股関節痛の併発の原因とは?

こういった症状で膝痛と股関節痛の併発がある場合、次のような原因が考えられます。

 

  • 急な動き
  • スポーツ(テニス、ゴルフ、野球)での関節、筋肉の炎症(特に身体をひねる時)

身体をひねったり、ダッシュをしたり、ジャンプをしたり、様々な動きを複合したスポーツは膝と股関節の痛みを併発する可能性が大いにあります。

  • 体重の増加

体重が以前に比べて増加すれば、支える筋肉がそれに伴っていないと当然身体に負担をかけます。膝痛も股関節痛も多重の増加により関節を痛める可能性があります。

  • 女性

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何で“女性?”と思う方もいらっしゃるかもしれません。実は女性の方が男性より約5倍膝を痛める可能性が高いというデータもあるのです。上の写真で示Qアングル(Q-angle)という角度を図に現してますが、この骨盤から膝までの角度が、女性の場合男性よりも大きく(男性より骨盤(腰回り)が大きいですよね^^)、より骨盤から膝にかけて繋がっている筋肉にも負担がかかりやすい身体の構造を持っていることも大きな理由の一つです。

  • 筋力の低下(特に女性)

前段(4)に関連するかもしれませんが、女性は男性より筋肉量が少ないので、膝や股関節も痛めやすいということになります。

 

3.膝痛と股関節痛の併発に対する治療と改善策

膝痛と股関節痛の併発に対して次のような治療や改善策が考えられます。

 

  • 身体の始動前、または運動前のウオームアップ

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身体を十分温め、筋肉を十分動ける状態にしてから何か動作(運動)を行って下さい。身体を十分温めないと身体を痛めやすく、結果股関節の痛みや、膝の痛みを好発させます。

  • 股関節内旋、外旋の左右差改善

日常の何気ない姿勢、例えば女性なら小さいときからの“女の子座り”等で股関節が大いに歪んでしまう場合が多く見受けられます。この場合、股関節の過剰な内股(内旋位)具合を改善する必要があります。

  • お尻(特に中臀筋)の筋肉の強化

股関節や、膝を正しく機能させる為に、お尻の筋肉を身体を支えるに十分な発達をさせることは重要です。それが十分でないと、身体の土台である下半身を支えきれずに、結果膝や股関節を痛めてしまいます。

  • 太もも(特に前部)の筋力強化、及び柔軟性の向上

前段(5)と理由はほぼ同じです。太ももの筋力、柔軟性が十分でなければ、特に膝に炎症を起こしやすくなります。その結果、上の股関節にも悪影響を及ぼします。

  • 足元からのバランス力の向上

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多くの日本の方が足元が人間の根本(土台)であることを認識してないようです。人間が二足歩行である以上、身体の負担は足元から始まり、足元が安定してないと負担は上に行くにしたがって増すのです。

それはまるで家の土台が安定しないと、家の2階、3階が更に不安定になるのと同じ理屈です。足元(土台)の安定性向上は膝、股関節の痛み改善のみならず、腰やその上の肩、首まで関連します。

  • 骨盤周辺の筋力、柔軟性向上

骨盤周辺の筋力を正しく整える事も大切です。特に骨盤から太ももにかけての筋肉等をしっかりゆるめることも大切です。

  • 適切な靴やインソールの着用

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足病学では、踵(踵骨)の安定が一番重要と指摘されています。実は現在日本でも流行っているニューバランス等のシューズは、このコンセプトにしっかりマッチした作りなのです。踵を安定させる靴、またはインソールを着用して足に負担をかけないことはとても大切です!

ここではニューバランスNew-Balanceともう一つ足を安定させるのに十分な機能を持つブルークスBrooksを紹介させていただきます。

www.newbalance.co.jp

www.brooksrunnning.co.jp

また、踵を安定させ、前足にストレスを与えず、アーチの高低も損なわない優れものインソールとしてスーパーフィートSuperfeetもご紹介させて頂きます。

www.superfeet-jp.com

4.膝痛や股関節痛の併発に対して当院でできること

当整体院では前段の治療と改善策で説明した対応法全て提供可能です!整理して申し上げますと、

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  • 身体の各パート(膝、股関節)の柔軟性向上と使えるようにする運動療法の提供であなたのお体がより動きやすく、負担の無いものとなります。
  • 歩行チェックやその他動作をしっかり見極め、あなたに何が足りない動きで、何が必要か適確に指導させて頂きます。
  • 正しいインソールや靴の着用のノウハウをご提供し、普段の生活から快適に過ごせる状態を作ります!
  • お家でも可能なセルフでできる運動(器具など一切使いません)を提供し、日々の生活で変化を実感して頂けます!

5.最後に

膝痛と股関節痛の併発は大変つらいものです。座っても動いてもその痛みが離れない!そんな時は是非当院までご連絡ください!

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膝痛と足の痛みがつらい:治療と改善策

2015/12/28

みなさま、こんにちは。

新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。

今回は足の痛みと膝痛がつらい方の改善策等を説明致します。

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1.膝痛と足の痛みがつらい、その症状

膝痛と足の痛みがつらい場合、次のような症状が考えられます。

 

最初に膝の痛みがあり、その後に足が痛くなった。

足の変形がいつのまにかみられるようになった。

腰が曲がっている

足指の変形が診られるようになってきた。

歩きづらい

すぐ腰が痛くなる。

すぐ膝が痛くなる。

 

2.膝痛と足の痛みがつらい、その原因

膝痛と足の痛みが併発しつらい場合原因として次のような原因が考えられます。

 

1)足のアライメント、バイオメカニクス不良による、足の痛みと膝痛

足の配列の不具合により、すね(脛骨)が内側に入り、太もも(大腿骨)も内側になる身体の捻れが膝痛(半月板損傷、変形膝関節炎、膝蓋軟骨軟化症等)を引き起こします。この場合、根本の原因は足元の配列(アライメント)の不具合ですので、まずは足元から改善させることが賢明です。

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2)腰痛の症状悪化により、姿勢の前傾。

何らかの原因で腰痛になり(ぎっくり腰、筋筋膜性腰痛、椎間板ヘルニア、腰痛症等)、その後、痛みが慢性化し、正しいS字カーブの姿勢を維持できず姿勢が前傾する方が多くいます。その状態で日常生活を続けていると、身体の前面、特に太ももや足に負担がかかります。膝の痛みや足の変形がいつの間にか起こっている方には、以外とそれまでに腰痛持ちで改善しないまま姿勢が悪化している方が多いのです。

 

3.膝痛と足の痛みがつらい、その改善策とは?

 

膝痛と足の痛みがつらい方への改善策は下記のようになります。

  • 足元からのアライメント不良の改善

前段で説明させて頂いたアライメント不良を足元から改善することが膝痛や足の痛みの根本的改善として適切です。その為にも、

ⅰ.正しい歩行を身につける

ⅱ.正しいインソール、靴の着用

ⅲ.膝周辺柔軟性の向上(特にふくらはぎ、太もも)

ⅳ.バランス力の向上

 

  • 腰部の痛みを除去する

当初は痛みが伴う箇所の動きを抑え、痛みの沈静化を図ります。痛みが伴う動きを止めるということで、決して動くな、と言うことではありません!

  • 腰部周辺(体幹)の筋力、柔軟性の改善を図り、姿勢を改善する

姿勢が崩れ、更に膝痛、足の痛みを悪化させたり、または膝痛、足の痛みによって姿勢が悪化したり、いずれにせよ、姿勢と膝痛、足の痛みには深い関連性があります。この場合、姿勢をいつも正しい位置に維持する(S字カーブ)を維持することが膝痛、足の痛み改善につながると考えると、次のような改善策が上げられます。

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上の写真は簡単な姿勢改善運動です。たった状態から背骨を一つ一つ反らして行くイメージで身体を軽く反らして下さい。身体を最後までできるだけ反らす、のではありません。腰から背中、胸まで少しづつ反らしたら戻して下さい。この運動を日中お時間がある時に繰り返すだけでも姿勢を安定させ、姿勢の前傾を防ぐ効果的な処方となります。

ⅰ.四つん這いでの片手片足立ち

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写真は私院長近藤が主催する歩行講座Eco Walk Method Vol.5の写真の一部です.参加者の皆様が行っている運動が姿勢を維持する為にとても有効な運動となります。四つん這いになり、しっかりS字カーブを作ってから行うとより効果的です。5秒から10秒で反対の足と手に変えてみて下さい。数セット行うと更に効果的です。

ⅱ.腰方形筋のゆるめ

ⅲ.脊柱起立筋群のゆるめ

 

5.膝痛と足の痛みがつらい方へ当整体院で出来ること。

 

当整体院では膝痛と足の痛みがつらい方に次のような改善策で対応致します。前段3で説明した改善策全てに対応可能です。それら項目に加え他の項目を紹介致します。

  • 歩行チェック、動作チェックによる、的確な原因の解明

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お客様の足が正しく連動しているか、膝や足に無意識の打に負担をかけていないか?これらを知ることがとても重要です。したがって、施術前後に入念な動作、歩行のチェックを行います。

  • 腰部周辺の柔軟性を改善
  • 膝周辺の柔軟性を改善
  • 太もも、もも裏、ふくらはぎの筋力の強化
  • 足部からのバランス力を高める処方

正しい足の動き、身体に動きを身につけることにより、膝、足への負担を減らして行きます。

 

膝痛と足の痛みには強い関連性があり、どちらも包括的に治療することが有効です。腰痛でお悩みの方も、膝の痛みでお悩みの方も、両方を併発されている方も是非、当院へご相談ください。

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腰痛と膝痛がつらい:治療と改善策

2015/12/5

みなさま、こんにちは^^

新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。

今回は腰痛と膝痛がつらい(併発)場合について説明したいと思います。

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腰が痛いだけでなく、膝が痛かったりした経験はありませんか?または最初に腰が痛くて、そのうち徐々に膝にも痛みが現れる。もしくはその逆で最初は膝が痛かっただけなのに、いつの間にか腰にも痛みが、、、という経験はありませんか?身体は全てつながってますので腰痛と膝痛の併発も当然考えられます。

1.腰痛と膝痛がつらい場合の症状

  • 最初は腰が痛いだけだったが、そのうち膝まで痛むようになってきた。
  • 膝の内側が痛みがあって、我慢していたら、今度は腰まで痛みがある。
  • いつの間にか姿勢も丸まり、腰だけでなく、膝も痛い。
  • 足にかけてしびれがあり、歩くと膝も痛い。
  • 歩くと腰も膝も痛い。
  • 足が内股気味

 

2.腰痛と膝痛がつらい原因

腰痛と膝痛がつらい、その原因は下記のようになります。

 

  • 足元からのアライメント不良

この理由には整合性があります。なぜなら人間は足で歩いて生活する生き物であり、足元からのバランス力が不足していると、それを補う為にふくらはぎ、太ももやお尻に必要以上の負担をかけます。

 

また、足の状態が回内の度合いが強く(過回内)、常に身体の内側への捻れを起こしやすい状態も、膝の内側への圧迫と腰部の圧迫(骨盤の緊張)をもたらします。

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上の図は左足を正面から見た図です。すね(脛骨)の過度な内旋が膝の内側の痛み(変形性膝関節症、鵞足炎など)や、膝の外側の痛み(膝蓋軟骨骨化症など)の症状をもたらします。

 

また、個人差はあれど、足元が内側に捻れていれば、すねだけでなく、太もも(大腿骨)も内側に捻れると股関節も中に捻れ、その結果、腰部に強い負担LB strainedがかかります。

 

つまり腰部と膝に同時期に痛みを併発することも十分あるのです。

下の図は足元からの内旋が膝、股関節、腰の痛みを好発させることを現してますが、日本の女性になぜか多く、海外の方々は不思議に思います。これは私見ですが、内股気味でいることが“かわいく”感じる文化的側面が影響していると感じます。

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  • 太もも前側の大腿四頭筋含む周辺筋肉の緊張

ふくらはぎから下(下腿)の問題だけでなく、膝から上つまり太もも前部やもも裏の柔軟性低下は腰痛と膝痛を招く恐れがあります。

 

例えば、太もも前側の筋肉の硬さも腰痛を招く原因となります。なぜならももの前側に位置する大腿四頭筋という筋肉は骨盤からすね(脛骨)に位置する多関節筋Multi-articular muscle、この部分が緊張すると、太ももだけでなく、姿勢(腰部)にも悪影響を及ぼします。下の写真はふとももの表を現してます。オレンジ色で示すように、膝と腰は筋肉でつながっているのです!つまりこの筋肉の硬さは当然、両方に影響を及ぼします。

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  • 太もも裏側(ハムストリング)含む周辺筋肉の緊張

太もも裏側もまた多関節筋です。つまり骨盤からすねにかけて筋肉が通じて(走行)しており、その部分(太もも裏側)が硬くなると、骨盤に負担がかかり、腰痛を引き起こしますし、膝周辺では鵞足炎などの症状をもたらすのです!

 

こちらも下の図をご覧下さい。太ももを後ろから見た図です。骨盤からすねにかけて筋肉がつながっています(走行している)。こちらも前段と同じく、膝と腰がつながっており、太もも裏側の筋肉の硬さ(拘縮)は両方にとって痛みを引き起こす原因となるのです。

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  • 腰痛と膝痛がつらい場合の改善策

このような腰痛と膝痛のつらい場合に対してお家で可能な改善策として次のような手段が考えられます。

  • 足元からのバランスを整える

バランス力とは前後左右に身体がぶれないよう、足元からしっかり身体を支える力と言っていいかもしれません。これが無いと土台(足元)からの安定が失われ、膝、腰、股関節へと身体の負担が増大します。そのためのバランス力強化は重要です。一つだけご紹介させて頂きます。この身体の前後運動は有効な運動療法です。

膝、腰を曲げずに身体を前後に倒して下さい。後ろ側はそれほど出来なくても問題ありません。10回ほど行って下さい。

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  • 足元からの筋力をしっかり構築する

膝から上だけでなく、足元からの筋力(ふくらはぎ含む)向上も重要なテーマとなります。この場合、ふくらはぎの筋力強化を第一に考え、土台の安定を更に進めます。お家で出来る簡単なふくらはぎ強化運動をご紹介します!

ⅰ.カーフレイズ

踵を床から引き上げ、おろす。この動作を繰り返します。10回から20回を目安に行って下さい。慣れてきたら、床に踵をつけずに行うとより難しくなります。

 

  • 太もも前部の柔軟性を高める

太もも前部をゆるめるストレッチを一つ紹介します。やり方が簡単でもじんわり、20秒をしっかり守って行って下さい!

床に横になり、足先を摑んで後ろに引いていきます。

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  • 太もも後ろの柔軟性を高める

太もも裏側のストレッチを一つ紹介致します。床に座り、太もも裏を伸ばしたい足は、膝を伸ばす。反対の足は膝を曲げておく。背筋を伸ばしながら上半身を伸ばした足に少しづつ近づけてください。背筋が伸びていれば、上半身を多少前に向け倒すだけで太もも裏側のストレッチを感じます。

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  • 腰部周辺の筋力のゆるめ(ストレッチ)

前段で既に申し上げた他の改善策と並行して行ってほしい、腰部周辺のストレッチを一つ紹介致します。

 

まず四つん這いになり、その後お尻を後ろに引いていきます。その時、両腕は最初の位置からなるべく動かさずに肘を伸ばし胸を拡げていくと上半身の前側のストレッチにもなります。

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  • 腰痛と膝痛がつらい場合に関して当院で出来ること!

前段でご紹介させて頂いた運動療法、ストレッチは、最終的にお客様ご本人に行って頂きたい手段ですが、その前の段階が非常に重要で、その為のプロセスを担うのが私の役目です!お客様ご本人の動きのチェックから始まり、腰痛、膝痛を好発させているポイントを的確に判断し、ご本人様にあった処方を行っていきます。

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Improving Your Functional Ability by NHP

長岡ヘルスケアプラクティス


 

膝の痛み:後十字靭帯損傷の治療法と改善策

2015/10/15

新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。

今回は後十字靭帯Posterior cruciate ligament injuryについて説明したいと思います。

後十字靭帯Posterior cruciate ligamentは前十字靭帯と並び膝の動きを安定化させる上で重要な役割を担います。この部分の損傷は、前方からの脛骨への激しい衝撃によってもたらされるため、コンタクトの激しいスポーツ(アメフト、ラグビー、バスケットボール、サッカー等や膝を強く打ち付ける交通事故で発症します。ただし、他の膝靭帯と違い、単体損傷であれば、手術以外の対応で十分回復が見込める症状でもあります。

 

  1. 症状

考えられる症状は下記の通りです。

  • 足の不安定感
  • 膝の腫れ
  • 膝の痛み

 

 

  1. 原因

脛骨を前面から後面に動かすほどの強い衝撃で損傷が起きます。車の運転中の事故でダッシュボードに膝を打ち付け、この部位を損傷する場合もあります。ちなみにアメリカではこれをダッシュボードシンドロームとも呼びます。また、強いコンタクトを含むスポーツ(ラグビー、アメフト等)での損傷も多くみられます。

 

  1. 場所

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上の図は右足を前から見た図です。後十字靭帯PCLは前十字靭帯ACLの後方に位置します。

ちなみに膝を曲げると(屈曲)、膝がへこむのが視認できるのが後十字靭帯損傷です。

 

 

  1. 改善策

単独での損傷の場合、保存しながらの改善が可能です。その際に次のような改善策が考えられます。

  • 可動域改善

可動域の改善はストレッチが主な手法ですが、しっかり可動域の制限を確認しながら対応することが重要です。

  • 運動療法

回復してきた靭帯の可動域改善のためのストレッチもそうですが、その周辺の筋肉をより負担、制限の無い状態に移行することも重要な改善策の一つです。

ⅱ,エアロビックの要素を含んだ運動(バイク、歩行等)

ⅲ,筋力強化運動

前十字靭帯損傷と同様、そのまま症状を放置しておくと、膝関節の更なる摩耗を引き起こし、変形膝関節症を併発します。そういった症状の予防策として筋力を高め、これ以上の悪化を防ぐことが必要です。特に大腿四頭筋を強化することが重要となります。

ⅳ,バランス感覚の向上トレーニング

足元からの安定度を高め、靭帯への負担を軽減させます。その為にもバランスディスク等での不安定な足元での運動療法Therapeutic exercises on unstable surfaceも効果的です。

 

これらは個人の損傷具合によりメニューも変化することを認識ください。

 

5.当院で可能なこと

当院では前段4で述べた改善策は全て可能ですし精度の高い対応が可能です。つまり患者様のレベルや、それまでの運動歴、病歴、性格等に合わせた処方が可能なのです。ですからこの症状でお悩みの方や、不安が万が一でもある方は、迷わず当院にご連絡ください!

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膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)の治療

2015/10/8

新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。

今回は膝蓋靭帯炎の治療について説明致します。バスケットボール、サッカー、バレーボール、陸上競技等のスポーツをされている方に多いこの症状は、ジャンパー膝と称されますが、太もも(大腿部)とすね(脛骨)をつなぐ大腿四頭筋の付着部分である膝蓋靭帯に炎症が好発するものです。的確なストレッチ等の対応策が求められます。

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1.膝蓋靱帯炎の症状

症状には下記のようなものが挙げられます。

  • 膝に痛み
  • ジャンプ着地時に膝に痛み
  • 痛みに伴う可動域制限
  • 作業中の膝の曲げ伸ばしでの膝の痛み

 

2.原因

  • 大腿四頭筋の拘縮、緊張
  • ジャンプ等での膝への過度な衝撃
  • 過度な運動

 

3.膝蓋靱帯炎の箇所

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上の図は右膝を前から見た図ですが、大腿四頭筋(腱)および膝蓋骨からつながる膝蓋靭帯Patella tendon ligament付着部(脛骨粗面Tibial tuberosity)に炎症が発生します。

 

4.膝蓋靱帯炎の治療と改善策

  • 休む

まずは痛い動きをせずに痛みの沈静化を図ります。急な動きを控え。程度の強い動きも抑えることが重要です。運動中の方であれば、ジャンプや、膝に強い衝撃を与えるジャンプや、ダッシュ等は控えるべきです。

  • 冷やす

冷やすことにより、いまだ炎症している部分のこれ以上の悪化を防ぎます。この際、氷水やアイスパッドなどが効果的です。

  • 正しいストレッチ

膝蓋靭帯につながる大腿四頭筋の柔軟性を向上させることが一番のポイントですが、それだけではなく、膝関節の動きを司る他の主要な筋肉(ハムストリング、大腰筋、内転筋群、大腿筋膜張筋等)も柔軟性の改善が求められます。

今回は横に寝てできる症状改善の為のストレッチをご紹介致します。

横に寝ていただき足の甲を片手で掴んでください。そのままじんわり少しづつお尻に足首を近づけてください。痛みが出るほど強くのバス必要は全くなく、“じんわり20秒以上”行ってください。

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5.膝蓋靱帯炎に関して当院で可能なこと

当院では前段のストレッチを施術者が行うことにより、より効果の高い柔軟性改善と、痛みの予防が期待できます。この症状かもしれないと思う方、痛みが慢性化して引かない方、まずは当整体院まで是非ご連絡ください!

 

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ふくらはぎ肉離れ治療とその改善策

2015/10/8

新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。

今回はふくらはぎの肉離れについて説明致します。肉離れというのは厳密にいうと筋繊維の断裂状態を指します。結果、可動域に制限がかかり、ふくらはぎ肉離れは足首の曲げ伸ばしが困難になります。回復までに程度の違いこそあれ、1ヶ月あれば十分でしょう。肉離れの改善策として、その間に徹底して患部を休め、冷やし、痛みの沈静後に少しづつ失った可動域をストレッチ等で回復させていきます。

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1.ふくらはぎ肉離れの症状

下腿(ふくらはぎ)を構成するヒラメ筋、腓腹筋、の筋断列によりふくらはぎの肉離れ、ふくらはぎに痛みを発症させます。症状は下記の通りです。

 

  • ふくらはぎに破裂音
  • ふくらはぎに痛み
  • 足首の曲げ伸ばしが出来なくなる
  • ふくらはぎが腫れる

 

2.ふくらはぎ肉離れの原因

原因は下記の通りです。

  • 急な身体の動き(走る、歩く、ジャンプ)
  • スポーツ
  • 身体が冷えている状態での動作
  • 筋力の低下
  • 筋力の柔軟性低下

 

3.ふくらはぎ肉離れの場所

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上の図は右足のふくらはぎを描いたものですが、主に腓腹筋Gastrocnemius、ヒラメ筋Soleusで構成されています。それらのいずれか、もしくは両方が複合して筋断裂を起こした状態がふくらはぎに痛み、肉離れとなるのです。

 

4.ふくらはぎ肉離れの改善策

改善策として、次のような対応が考えられます。

  • 休む
  • 冷やす
  • 圧迫する
  • 痛みのある部分を動かさない

他に挙上するという手段もありますが、あまり実用的ではありません。特に休んで冷やし、断裂部分の痛みの沈静化を計るのが望ましい方法です。程度にこそ違いがあれど、1週間から1ヶ月で炎症を起こしている部分が回復してきます。ふくらはぎは日常生活レベルでの使用頻度がきわめて多いので、なかなかしっかり休めることは難しいかもしれませんが、最初の段階(特に48時間以内で)で集中して対応しましょう

 

  • 可動域の改善、回復

一度、長い間休み衰えた筋力を以前の生活レベルまでに回復させる必要があります。このためのストレッチ、運動療法が適応されます。これは痛みが完全に癒えてから行ってください。

 

5.ふくらはぎ肉離れの症状に対して当整体院で出来ること

当院では予防としての運動療法、ストレッチ等の処方を的確にご指導致しますし、肉離れ発症後の改善策も万全です!ふくらはぎの痛みが治まった後、少しづつ可動域を拡げ、制限のかかった部分が以前のレベルまで“使える”ようになるまでしっかりケアしていきます。

ふくらはぎに痛み、肉離れがあったら、当院までご連絡ください。

足・腰・膝の痛み改善専門の整体院です!

新潟県長岡市の整体「長岡ヘルスケアプラクティス」

ご予約・お問い合わせは今スグこちら

0258−84−7066

受付時間:朝9時〜夕方5時

休院日:日曜日


 

膝前十字靭帯損傷の治療と改善策

2015/10/8

新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。

前十字靭帯は後十字靭帯と並んで膝の主要な靭帯の一つであり、一度損傷(断裂)をしてしまうと、元には戻りません。スポーツでのコンタクトによる発症が多く、また突然の膝関節の捻転(ひねり)や体重移動でこの症状を引き起こします。また、予防策としては、そういった運動前の十分なウオームアップと日頃からの下肢(下半身)の柔軟性の確保と筋力の強化が必要です。

DSCF6200

 

1.膝前十字靭帯損傷の症状

症状は下記の通りです。

  • 膝に痛み、腫れ
  • ブツっという断裂音
  • 膝に力が入らない

などが挙げられます。

 

2.膝前十字靭帯損傷の原因

前十字靭帯の損傷(断裂)次のような原因が挙げられます。

  • 膝の過度なひねり
  • 膝(脚)への強い衝撃
  • 膝を曲げた状態でのジャンプの際の着地
  • 急に止まりまた走る動き(ストップアンドゴー)
  • 急激な体重の移動

 

3.膝前十字靭帯損傷の場所

DSCF6200

上の図は左膝を前から描いた図ですが、前十字靭帯ACL(Anterior cruciate ligament)は赤い線で描かれている軟骨と半月板の間に、2本の束で大腿骨Femurから脛骨Tibiaへと付着しています。

 

4.膝前十字靭帯損傷の改善策

改善策としては下記の対応が挙げられます。一度断裂(損傷)した靭帯は元に戻りません。そのまま放置しておく手段もありますが、膝の不安定感が残ります。また半月板損傷や、膝の軟骨のすり減りなどの症状を発生しかねません

  • 手術療法

断裂した靭帯の再建手術は膝蓋腱、半腱様筋腱などの一部を移植するのが一般的です。この際、手法は様々です。手術の内容はこちらを参照してください。

http://med-kurobe.jp/medical/tiryou/hizamaejuji.html

  • 手術のリハビリ

理学療法士の元で行われるメニューを消化することになります。損傷の程度こそあれ、手術後おおよそ2、3ヶ月で軽い運動が可能となります。

 

5.膝前十字靭帯損傷の改善策(予防策)

こういった怪我を防ぐ対策として次のようなものが挙げられます。

  • 大腿四頭筋、ハムストリングは脛骨に付着しており、下肢の安定性を維持する上で非常に重要です。その部分の筋力を強化し、柔軟性を高め、良質な筋肉をつくることが大切です。“伸縮性の良いゴムのような筋肉(ゴムまりのような筋肉)をイメージしてください。
  • しっかりウオームアップを行い、体温を上げ、膝に負担の無い状態で行動してください。また、何か運動量の高い(強度の高い)運動を始める前には、軽い運動(ウオーキング、体操、軽いジョグ)を行い、突然の膝への負担を極力避けてください。
  • 前段1)で述べた部分の身ならず、外側部や内側部の筋肉の柔軟性向上や、筋力強化ももちろん必要です。
  • 急激な強度の高い運動はやはり、控えましょう。少しづつ強度を高め、以前のような運動レベルに移行していくことは可能です。

 

6.膝前十字靭帯損傷の症状に対して当整体院で出来ること

リハビリを一定期間内で終えても違和感がある方、痛みが消失しない、また可動域に制限が強く残っている方もいらっしゃいます。当院では、こう言った方に対して可動域改善の処方や、筋力を高め膝の安定性を高める処方を行っております。

ポイントは

1)大腿四頭筋とハムストリングの筋力強化

2)細かい動きに対応する為の足元からの安定性(バランス)向上のティップ

3)痛みを伴う動きを避けたうえでの可動域の改善、または維持

4)正しい歩行を身につける為のアンバランスの是正

これらをお客様の症状にあわせ処方していきます。

 

前十字靭帯損傷後のリハビリや通院後にも経過が思わしくなく心配な方、またはこういった靭帯の損傷をなるべくなら避け、快適な生活を常に一定のレベルで維持されたい方、当整体院までお越し下さい!

足・腰・膝の痛み改善専門の整体院です!

新潟県長岡市の整体「長岡ヘルスケアプラクティス」

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