みなさま、こんにちは。
新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。
今回はグロインペイン症候群について説明致します。
グロインペイン症候群の症状
グロインペイン症候群とは日本語で正しく訳すと鼠径部痛症候群と称され、つまり足の付け根(鼠径部)に慢性的な痛みを抱える症状を指します。また症状は鼠蹊ヘルニア、筋損傷、原因不明の痛み等の総称です。ですから長年この症状を持ち、慢性化させている患者様も多く、特にサッカー選手やその他アスリートに多く見受けられます。イタリアセリエAで活躍されたあのサッカーの中田選手もこの症状に悩まされたといわれています。
この鼠径部(足の付け根)という箇所は大内転筋Adductor magnus 長内転筋Adductor longus 短内転筋Adductor brevis、薄筋 Gracilis、恥骨筋Pectineus、等に加えて腸腰筋Iliopsoasら多くの筋肉が複雑に交わるため、アンバランスな要素があると、痛みを発生させやすいのです。
グロインペイン症候群の治療と改善策
このグロインペイン症候群には次のような改善策があげられます。また、下記に上げられる手法は当院で行うことが十分可能です。
まずは、痛めている部分を動かさないこと。そしてこれまでのご自身の運動歴、運動時、歩行時の動作のくせ等をしっかり把握する必要があります。そして、痛みを引き起こさぬよう、痛みの伴う動きを確認し、まずは痛みを沈静化させることが重要です。
では、その為に何をすべきかですが
2) ウォームアップ
身体を温めることは、この症状でこわばった筋肉を良い動作環境に移行 する為にきわめて重要です。
3) ストレッチ
股関節の周辺筋群、および腸腰筋をしっかりゆるめることが次のステップです。
お客様のお喜びの声
KS様 高校生 サッカー部 柏崎市
”数ヶ月痛みが治まらなかった股関節の痛みがなくなってます!“
股関節に痛みがあり、数ヶ月経つと痛みが悪化してました。部活動にも悪影響だったので、HPを見て来院しました。
施術後には毎日教えてもらった動作をしていき、痛みがなくなってとても良かったです。また食事や他に普段から気にする点を教えてもらってました。
(母から)股関節の痛みが取れるか心配してましたが、今ではほとんど痛みがなくなったと聞き、ほっとしております。
※個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。
参考までに、ご自宅で可能な動作集めました。
腸腰筋へのストレッチその1
身体をうつ伏せの状態から肘を立てて、起こします顔は正面を向いてください。
腸腰筋へのストレッチその2
片膝をたて、その状態から腰を前方に動かすイメージです。オレンジ色の丸部分に伸びを感じられれば十分です。
ちなみに前足を床に置き、腸腰筋をゆるめる足をベッドや高さのある物の上に置いて行うのも効果的です。
4) 筋力向上と機能改善
強化というと多くの方はハードなトレーニングを思い浮かべるかもしれませんが、そうではなく、“機能改善”を計ることを主眼におきます。それまでの生活レベルにあった運動療法で痛みが生じる前の股関節(鼠径部)の動きを取り戻します。ここでは基本的な機能改善の為の運動療法を2つご紹介致します。当然症状には個人差があり、これらが全て適応というわけではありません。また痛みが生じる場合は行わないで下さい。
横になり上の足を股関節から曲げ(屈曲)、膝内側を天井に向けて上げるイメージで内転筋を使います。10回から20回行います。
片足で立ち、もう片方の足を腰まで引き上げます。それだけでも良いのですが、加えて膝を外側に移動させます。また正面まで膝を動かし足を戻します。コアと呼ばれる部分と股関節の周辺筋群が同時に鍛えられますし、片足で支えながら行うので、バランス感覚も改善が期待できます。
(4)股関節、及びコアを鍛える運動
四つん這いの姿勢から左手を前方に伸ばし、右足を下方に伸ばします。そのまましばらく5秒ほど静止し、もとの位置に戻してから、反対の手足を同じ動作で行います。
当院ではご紹介したプロセスの全てに対応可能です。グロインペイン症候群に当てはまる症状が思い当たる方、いらっしゃいましたら当院までご連絡ください!
足・腰・膝の痛み改善専門の整体院です!
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