“あれ右腰が痛い”もしくは“何で右の腰ばかりいつも痛いんだろう?”このような経験はございませんか?
今回は、ではどうしてそのような症状が常態化(常に起こるのか)するのか、説明したいと思います。
1.右腰の痛みの症状
常に右腰が痛い
2.右腰の痛みの原因
1)内臓疾患(肝臓,虫垂炎ほか)
肝臓は右上行結腸の上に位置しますが、この臓器が炎症を起こすと痛みます。また虫垂炎(盲腸)により痛みが発生する場合、右下腹部(腰部)に痛みが現れます。
2)ゴルフ、テニス等を右打ちで行う。(筋肉の炎症)
右利きでゴルフ、テニス、野球等を行う方はスイング時に右腰部にストレスがかかります。この繰り返しが右腰の痛みを引き起こすのです。
3)右半身への負荷
身体の右側に常に負担をかける状態も右腰を痛めます。荷物を持つ時に常に右側だったり、上の写真のように、楽器が常に右側に位置するのであれば、右側に負荷を支えるべく、右側の腰方形筋や起立筋群、腸腰筋等に負担をかけ、右腰への痛みをもたらします。
4)神経障害としての右腰の痛み
椎間板ヘルニア、脊柱感狭窄症、座骨神経痛等の症状で右腰に痛みがある場合があります。この場合、脊柱の右側に神経障害が発生し右腰に痛みが出ます。
4)足のアライメント不良
足元からのアライメント不良も常に重要な項目です。両足に不具合が同じ程度である方はあまり見受けないはずです。必ず片足、もしくは片方のどちらかの部位が何か不具合を起こし、結果痛みを引き起こすわけです。右腰が痛みを伴う場合、上図のように(後ろからみた図)、右足の外反母趾、内反小趾、開帳足、踵の痛み、足底筋膜炎等の足の変形が膝の内側への入り込み(膝の内旋)と股関節内旋、また骨盤の後傾を伴い、右腰の痛みを好発させます。
5)右足おしり(臀部)の緊張
6)右足もも裏(ハムストリング)の緊張
7)右足太もも前部(大腿直筋等)の緊張
5)6)7)はそれぞれの筋バランスの悪化が腰痛を発症させることを意味します。
3.右腰の痛み:治療と改善策
改善策としては次のようなものがあげられます。内臓疾患に関しては医師にご相談いただくことを最優先に考えます。
- 痛い動きをしない
痛みが伴う動きはまずは控えることが賢明です。つまり、長年積み重ねた動きのくせが右腰の痛みの原因であれば、その動きをまずはしないように努めることが大切です。ただし、これだけでは根本的な解決にはなりません。様々な要因が重なりこの症状を発症させているのであれば、その原因から探り、解決策を導かなければ行けません。
- 右腰部のストレッチ等による筋肉のゆるめ
上図のように左腰背部を伸ばすストレッチも行う必要がありますが、この動きを逆に行えば右腰背部に影響します。右腰背部の場合は写真を鏡と思って一緒にやってみて下さい!手で摑める柱などの正面に向き、右手を内側にひねって柱を摑みます。ちなみに手をひねらずに柱を摑むと背中上部、肩甲骨周辺のストレッチとなります。その姿勢からお尻を徐々に後ろに引いてください。
- 反対の動きを行う
前段2の原因の中でゴルフ、テニス、野球等のスポーツで左に腰をひねる(打つ)同じ動きを重ねるごとにストレスが右腰にかかるということを説明しましたが、その反対の動き(逆の動き)を行うことにより、少しづつお体の歪みを改善することにつながります。例えば、
ⅰ.左で打つ
ⅱ.左で素振りをする
ということになります。このように反対の動き(逆の動き)を加えることでこれまで蓄積してきた身体の歪みを少しづつ変化させていくことが可能です。
- 靴、インソールの正しい着用
正しいインソールや靴の着用も非常に重要なコンセプトです。なぜなら足元の不安定は腰痛を招きます。今回のような症状の場合、足のアライメント不良があれば、ⅰ.踵を安定させ、ⅱ.重心が前屈みにならないように改善できれば、腰痛自体が軽減されるでしょう。
4.右腰の痛みに関して当整体院でできること
当整体院では前段3で述べた対応が全て可能です。つまり
- 痛みの原因を様々なチェックにより、しっかり把握する。
- 痛みの箇所を適確に沈静化させる。
- 靴、インソールの正しい情報の提供が可能。
これらの項目により、右腰の痛みが改善し、お体トータルでのバランスも良くなるでしょう!
右腰の痛みの理由が判明すれば、対応策が分かり、その後は実行するだけです。右腰の痛みでお悩みでしたら当院までお越し下さい!
足・腰・膝の痛み改善専門の整体院です!
ご予約・お問い合わせは今スグこちら
0258−84−7066
受付時間:朝9時〜夕方5時
休院日:日曜日