新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。
みなさま、こんにちは^^
本日の記事は前回お話しさせていただいたハワイ聖ルカクリニックでの収録のその2、“歩行改善のポイント”をご説明したいと思います。
今年5月に当クリニックで歩行不全の患者への運動指導の収録した際に基礎編をご指導させていただきました。今回はその応用編を収録したのでそちらをご説明したいと思います。
現場で私の相手をしてくださった中村先生曰く、3つの診断パターンがあり、1)椅子から立つ時の状況、2)立位での状況、3)歩行時の状況の3つで患者様の現在の歩行不全の度合いを計るということでした。その中で今回は前段の1)に関しては比較的安定して椅子から立ち上がることが可能(サポートも含む)で、2)や3)に関してやや難のある方についての筋力強化での歩行改善法を指導させていただきました。
- 転倒防止の為のティップ
やはり、ハワイでも日本でもシニア世代は歩行時に転倒しやすいことが多くの方からお話をお伺いして気づいた点です。そこで、ご紹介したのが次に上げる運動法です。
- つま先(足の甲)上げ
立位になっていただき、はじめは椅子や机等のサポートを横に起きながら、足の甲(つま先)を引き上げる運動です。まずは10回を目安に行ってください。サポートが必要なければ、立ったまま行ってください。1セット20回を目安に週2日から3日行うと良いでしょう。
- つま先上げと踵上げのコンビネーション
歩行の際、蹴り足の力が十分でない方もいらっしゃいます。その場合、踵上げも有効な筋力強化法ですが、そこに前段1)で述べた運動を加え、より実用的な運動となります。この場合もまずはサポートを必要とするでしょう。回数も10回を目安に行ってください。サポートが必要なければ、そのまま行ってみてください。
ちなみに、この2)の運動療法はヒラメ筋、腓腹筋はもちろん、後脛骨筋等の強化になりますから、足の形状(アーチ)をこれ以上悪化させない為の予防運動としても有効です!
次に転倒防止の為に筋力を強化するだけでなく、その部分をしっかりストレッチする必要があり、その部分に関しての説明です。
- 転倒防止の為のティップ:ストレッチ編
1)つま先上げ運動に対応するストレッチ
この方にも、状況に合わせた2通りの手段をご紹介致します。
- 立位でのストレッチ
片方の足(足首)を片手で掴み、膝を曲げていきます(膝関節の屈曲)。これにより、つま先(足の裏)を引き上げる為の筋肉がストレッチされます。ちなみにこの動作は、他の記事でご紹介した腰痛改善の為のストレッチの一つと全く同じ動きです。引き上げ運動後にじんわりゆっくり伸ばして下さい。目安は20秒です。
2)踵上げに対応するストレッチ
いわゆる、ふくらはぎのストレッチになります。大きくわけて2種類あります。
- 腓腹筋のストレッチ
片足を前に出し踏み出した足の膝を少しずつ曲げていきます。また反対の足の踵は浮かさないこと。その足の膝はしっかり伸ばすこと。顔は正面を見ること。この状態で20秒以上じんわり伸ばしてください。
- ヒラメ筋のストレッチ
まずはしゃがんでいただき、その後片足を前に出します。そして出した足の方に身体を前屈みに傾けます。その間、反対の足は踵を浮かさないこと。
当院で出来ること
これら運動療法とストレッチの指導はもちろん、こちら側から施術の流れの中で行うことも可能です。歩きにくい方、姿勢に難がある方、そのような症状になりたくない、膝、腰、足に痛みを持ちたくない方は是非お越し下さい!
今回はハワイのクリニックでの運動指導の中から歩行改善のティップをご紹介致しました。動作は簡単でも、基本であり、かつとても重要な歩行とその動きを改善させる処方でした。是非参考になさってください!
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