こんにちは。
新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。
今回は足の外側部、小指が変形し痛みを引き起こす内反小趾Digitus minimum varusを説明したいと思います。
内反小趾の箇所
小指(第5指)の関節外側に隆起が起こり、小指に痛みを発生します。
上の図をご覧ください。右足を上から見た図ですが、赤い丸で記している場所が変形(第5指中足骨の外転、背屈、外反)を起こしている部分(第5指外側部)です。
何で内反小趾になるの?その原因は?
内反小趾の原因としては次のようなものが挙げられます。
- 先細の靴、足幅の狭い靴を常に履いている。
つねに小指の外側部にストレスがかかりやすい状態が上記で述べたような形状の靴です。
- 足の過度な回内(過回内)がつづく状態。
回内とは本来足が地面からの衝撃を吸収する為の機能として必要な動きなのですが、この状態が必要の無い場合(立脚中期後半)でも回内の状態が続き、結果足だけでなく、膝、股関節、腰等に代償を促し負担をかける足の形状を過度の回内(過回内)と呼びます。足が回内の度合いが強ければ、小指(第5指)中足骨の位置をより外転、外反、背屈位へと変形させます。
参考までに、上の他の足の症状や膝の、腰、股関節の症例ページにも挙げている足から腰へのねじれの関連性の図をご覧ください。
これらに共通して言えることは、足部の一番弱い所(この場合第5指外側部)に強いストレスがかかり変形deformityをもたらし、結果、同箇所を隆起させます。
では内反小趾の場合、どうしたらいいの?内反小趾の治療と改善策
小指(第5指)の中足骨(上の図で赤く囲んである部分の骨)の過度な背屈、外転、外反を防ぐために次のような対策があります。
1)これ以上の変形の悪化を防ぎ、痛みを改善するという観点で足のアーチの落ち込みを防ぐ為の運動療法や、足元からのバランス力向上により、小指側への負担を軽減することが有効な手段でしょう。
2)インソールで踵骨を安定させ、足の小指の列(第5列)を底屈させ、結果隆起している部分へのストレスを軽減させる。
3)ヒールカウンターがしっかり踵部を包み、ある程度の固さがあり、足幅も患部を圧迫しない靴を選ぶ。
当整体院で行っていること
当整体院ではお客様の足を歩行チェック等で診断し、1),2)3)に関して適切なアドバイス、情報を差し上げることが可能です。みなさまの履いている靴やインソールが正しい足のバイオメカニクスに基づいているものか否か、お体全体を通じ今後悪影響が出ないか、こちらで評価させていただくことが可能です。
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