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膝内側側副靭帯損傷の治療とその改善策:膝に痛み

新潟県長岡市の整体 長岡ヘルスケアプラクティス代表の近藤です。

今回は内側側副靱帯損傷Medial cruciate ligament strainに関して説明したいと思います。

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内側側副靱帯はすね(脛骨)ともも(大腿骨)をつなぐ靱帯であり、身体の安定を司るために重要な靱帯です。

この内側靭帯は内側の半月板(内側半月)に癒着しているため、大腿骨を外側にひねる際に(外旋する)強く引っ張られます。したがい、突然の方向転換などの“急な動き”や外傷(他者や外部からの衝撃)により損傷もしくは断裂しやすいのです。ちなみに外側側副靭帯は大腿骨から腓骨へと付着し半月板との付着が無いので可動域が大きく取れます。したがい、強い接触の際には内側側副靭帯の方がより損傷の可能性が高いかもしれません。

1.内側側副靱帯損傷 症状

膝内側部(大腿骨内踝)の腫れ、痛みはもちろんですが、靱帯の損傷は損傷の影響により3つの度数で示します。

1度Mild:軽度の繊維損傷

2度Moderate:繊維損傷の範囲が広がるも機能は保持している状態

3度Severe:重傷で完全断裂→これにより半月板や他の靱帯にもバイオメカニクス的悪影響を及ぼす

 

2.内側側副靱帯損傷 原因

前段でも申し上げましたが、内側側副靱帯は大腿骨と脛骨をつなぐだけではなく、半月板とも癒着しています。このため足を外側にひねる際に(外旋)引っ張られ負担が大きくなり場合によっては痛みを伴います。このような動きをもたらす動作や原因として次のようなものが挙げられます。

  • 急な動き(身体のひねり)
  • ストップアンドゴー(急に止まりまた動きだす、走り出す)
  • タックル等のスポーツでの外傷
  • 足のニーイン状態の方

簡単に説明すると足が内股気味の状態を指します。常に内側側副靱帯が緊張し、損傷しやすい状態です。ちなみにニーイン状態での足のアライメント不良は膝だけでなく他の部分(腰部、股関節、ふくらはぎ等)にもアライメント不良を起こし、痛み、怪我を起こす可能性が高まります。

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上の図はニーイン状態の足が膝だけではなく、他の部分にも悪影響を与えている関連図としてご理解ください。内股気味の足Hyper-pronationにより、膝が過剰に内側に捻れ(内旋)、股関節にもその動きが伝わり、腰部のバランスも崩れてしまいます。

 

3.内側側副靱帯損傷 箇所

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上の図をご覧ください。右足を正面から見た図ですが、赤文字でMCLと示している部分が内側側副靭帯です。図の真ん中にある半月板Meniscusと癒着し、大腿骨と脛骨をつなぎます。

 

4.内側側副靱帯損傷の治療と改善策

  • RICEのうちのICE

一般的な治療策としてまず行われるのがこの休むRestです。動かさずに痛みの沈静化を図る意図があります。患部を徹底して冷やす Ice ことも同様に重要と考えます。また包帯等で軽く圧迫しCompression、心臓から高い位置に患部を持ち上げる Elevationなどの対策も有効です。 患部の保護Protection と合わせてPRICEと総称する場合もあります。

  • ギプスでの固定

前段1)で述べた幹部の保護Protectionがこれに該当します。

  • 運動療法

痛みの沈静化が十分図られた後、可動域改善と筋力強化、バランス力の向上(固有受容器)に努めます。

 

5.内側側副靱帯損傷に関して 当整体院で出来ること

内側側副靱帯損傷により病院でのリハビリを経験し、退院後も症状に改善の兆候が見えない方に当院の改善策として次のものが挙げられます。

  • 運動療法

前段で申し上げた可動域の改善と周辺筋力の強化に努めます。強化というとイメージが悪いかも知れませんが、まずはご自身の生活レベルをあげる為、足が“使える”ような状態にすることが必要です。

 

 

  • 靴、インソールの正しい着用の指導

前段2の原因の4)で述べた、足のニーイン状態は常に膝内側側副靱帯の損傷の危険を孕んでいます。ですから、その改善策としてアーチをなるべく低い状態にさせないインソールや、踵が安定し、膝に負担をかけない靴が有益な対策となります。そのための歩行チェック、や可動域バランス等を確認させていただき、どのようなインソール、靴が患者さまにとってベストな選択か、的確なカウンセリングも可能です。

足・腰・膝の痛み改善専門の整体院です!

新潟県長岡市の整体「長岡ヘルスケアプラクティス」

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